島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学
島耕作に知る 「いい人」をやめる男の成功哲学 (講談社+α文庫)
- 作者: 弘兼憲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/21
- メディア: 文庫
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私は弘兼憲史の島耕作シリーズが好きです。課長シリーズはドラマ化もされ有名ですが、モーニングという雑誌でつい最近「社長 島耕作」の連載がスタートしました。主人公の島耕作が好きで、このシリーズが最後になるのは非常に惜しいです。
さて、話題はずれましたが、本書は漫画ではありません。いい人になろうとすることがいかにつまらない生き方なのか、例をもとに説いている本です。弘兼ファン・島耕作ファンの方には受け入れられると思いますが、本書の内容には抵抗を受ける方もいるかもしれません。
[なるほどと思ったこと]
(P70より引用)
誰にも認められる「いい人」なんてほんとうは表面にすぎない。山でいえば一方向から見たにすぎない。山は見る方角によってかたちが違う。人間も同じように複雑だ。どこから見ても同じ自分なんているはずがない。
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たとえば富士山でも見る場所によって様子は違う。そう考えると、人にどう見られるか気にしておとなしくするより、もっと自分を大切にしていきたいと思う。100人の人にそれぞれ違う印象を持ってもらえる。自分はそれでいいと思いました。