自動車革命 世界同時大転換 クルマもついに変わる!?

週刊東洋経済(5/24号)より

今自動車業界では、スモールカー、エコーカーと言われる小さな車が熱い。インドでは、タタ・モーターズの「ナノ」が話題になり、スズキがシェアNo.1を占めていたインド市場に殴りこみをかけてきたことも、ニュースになって久しい。

私が勤める自動車部品メーカーでも、ナノを始めとする低価格車の話題が絶えない。お客さんである、OEMであればもっと気になるであろう。今回の週刊東洋経済(5/24号)の記事は、各OEMの傾向も書かれており、参考になる。トヨタ、ホンダ、日産-ルノー、スズキのナノに対する思い、スズキの鈴木修氏のインタビューなど興味深いものが多い。各OEMは、タタのナノが驚異に感じるところもあるが、各OEMがそれには負けず強気なところも面白い。

ナノがなぜ10万ルピー(28万円)で作れるのか。ATカーニーの分析も面白い。メガサプライヤーのリストもある。自動車業界の方やインドの自動車市場に興味がある方にはお勧めの特集です。


世の中、どんどんスモールカーにシフトしていく時代に、私はAlfa147(2000cc)に乗っている。ハイオク仕様で燃費も良くない。今までにMitsubishi EclipseToyota MarkII、VW GTI等、燃費の良い車に乗ったことが無い。しかも、今は週に1度動かすかどうかのお飾り車になってしまっている。あまり使っていないという意味ではエコなのかもしれないが、そういう問題ではない。車業界にいる一人の人間として真面目にエコカーに乗り換え等、環境問題も考えていかないといけない。