病気にならない生き方

病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-

病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-

本書の中で著者は、体内の酵素の働きの重要性を説いている。胃腸内視鏡外学のパイオニアである立場・経験から健康に生きるためにはどうしたらいいか、具体例を基に書かれている。

「胃相・腸相の悪い人に健康がいい人はいない。」と本書の中で出てくるが、論点が一貫していてとても分かりやすい。なんでも、○○しすぎはよくないというが、お茶の飲みすぎ、乳製品の取りすぎ、肉の取りすぎがなぜ悪いのか、納得させられてしまう。

最近、SNSの自分の日記に、牛乳1日1リットルを飲むこともあり、多量に飲むことは習慣化していると書いた。こんな生活をしていたら、60歳までに生活習慣病になってしまう。市販の牛乳は毒を飲んでいるようなものと本書では紹介。牛乳に含まれている酵素が工場で高温で殺菌された時点でほぼ完全に失われており、市販の牛乳が「錆びた脂」とまで本書では言いきる。

これだけでもショックなのに、ヨーグルトなどその他の乳製品や、魚の刺身、野菜の調理方法にいたるまでショッキングな内容はずっと続く。

自分ができることを今日からやりたい。まずは悪い習慣を知ることでスタートラインについた。せっかく、勉強させてもらったのだから、食生活も注意して日々暮らしていきたいと思う。

7月に東京で行われる著者の講演会を先程申し込んだ。当日を今から楽しみにしている。

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著者の紹介
新谷弘実
医学博士(HIROMI SHINYA ,M.D.)
アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授
ベス・イスラエル病院 胃腸内視鏡室部長

http://www.drshinya.com/10profile/index.html

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