営業の思想

営業の思想―なぜ毎日「日報」を書くのですか? (PRESIDENT BOOKS)

営業の思想―なぜ毎日「日報」を書くのですか? (PRESIDENT BOOKS)

営業といっても様々な分野がある。個人宅の訪問営業、法人営業、代理店営業。業種でも、システム、耐久財、消費財、工業製品等、多岐にわたる。自分は法人営業なので、世の中に出ている営業に関する本で法人営業を題材にしている本が少ない中、本書は法人営業についても書かれていて、参考になった。

「営業」という言葉に、根性論や精神論を持ち出す人がいるが、半分あっていて、半分間違っていると私は思う。闇雲に「買って下さい。」では、誰も買ってくれない。話も聞いてくれないし、会ってもくれない。楽しく仕事をする為には、毎日訓練が必要だと思う。読書も、その訓練の一つとして続けていきたいと思っている。

[参考になると思ったこと]
日本IBM、タンデム、コンパックで”売りまくった”セールスの鬼神 伝説の営業マンが伝授!「社内の大敵」攻略法 高柳肇氏のコーナーの中で、社内のチームとの連携が営業達成の為に重要なことを説いている。「こいつのためにやってやろう」と思われないと、社内の企画・検討段階でだめになってしまう。エンジニアと営業の関係って、信頼関係でなりたっているんだ。人と人とが支えあって生きていく。仕事でも一緒なんだと改めて思った。