勝利のチームメイク
勝利のチームメイク (日経ビジネス人文庫 グリーン お 4-1)
- 作者: 岡田武史,平尾誠二,古田敦也
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 文庫
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スポーツの世界に限らず、私たちの仕事や日常生活でも、「勝ち癖」と「負け癖」があると思う。
ラクビー(神戸製鋼出身)の平尾氏と野球(ヤクルト)出身の古田氏の対談の中で、強豪チームに対して、名前負けの結果、負け癖となってしまうといった内容が出てくる。
相手が強いし、勝ったことが無いから、今回も負けるかも。最初から、気持ちで負けてしまっている。そんな思いで取り組んでも勝てるわけがないというのだ。
確かに正しいと思う。
やる前からあきらめるのではなく、前向きに取り組んで、改善していく。やってみてダメなのと、最初からやらずに諦めるのは全く違う。
仕事でも、そんなことがあるのではないだろうか。自分の仕事について、少し見直してみようと思う。
人と会う時もそう。「○○大学出身です。○○○会社にいます。○○○の仕事をしています。○○○の資格を持っています」と自慢そうに言う人がいる。以前は、私は名前負けや、気おくれをしていたが、最近は、ぜんぜん動じなくなった。だから何?って感じで。以前は、勝ち負けといったつまらない見方をしていたから、気おくれしてしまったのだろう。
人は今までの経験も、生きている環境も違う。色んな人がいて当たりまえ。自分にだって、自分が知っていて、相手が知らないことがたくさんあると思う。お互いに知らないことについて情報交換ができたらいいなと思うようになって、人づき合いがとっても楽しくなってきた。
会社や職業よりも、その人の本質を見て仲良くさせてもらっているし、これからもその気持ちは変わらないと思う。
先入観を持つこと。これは人と会う時に、その人のことを知ろうとする時に邪魔になる。これからも、多くの人との出会いを大切にしていきたいと思う。これは、仕事でも、私生活でもだ。
多くの人からたくさんのことを学ばせてもらっている。自分はそれに見合った情報を提供できたらと思い、本を読むのもこの助けになればと思っている。